バイデン大統領は5月28日、2022年度大統領予算案を発表した。科学関連省庁予算に関しては、国立衛生研究所(NIH)米国科学財団(NSF)予算に前年度比20%増(17億ドル増)となる102億ドルを要求し、このうち94億3,000万ドルが科学・工学・技術研究予算に充てられる。さらに、全米人文科学基金(NEH)予算には、前年度比6%増の1億7,755万ドルを要求しており、このうち1億2,290万ドルは、人文科学プロジェクトを支援する助成プログラム向けとなる。バイデン大統領が支持する学資ローン負債1人当たり1万ドルの返済免除は同予算案には含まれておらず、大統領令を発令する可能性を示唆している。
なお、2022年度大統領予算案、NIH予算案の概要、及び、NEH 予算案の概要は、それぞれ こちら(1)、こちら(2)、こちら(3) からダウンロード可能。
6月1日
Inside Higher ED: Biden Details Plans for Science and Humanities
地域 | 北米 |
国 | アメリカ |
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