米国芸術科学アカデミーの「国際科学パートナーシップの課題（CISP）」イニシアティブは6月1日、科学領域及び国境を越えて実施する大規模科学プロジェクトの成功に向けた原則をまとめた報告書「大胆な野望：国際大規模科学」を発表した。本報告書は、欧州原子核研究機構（CERN）、ヒトゲノムプロジェクト、レーザー干渉計重力波天文台（LIGO）などといった、大規模国際科学研究プロジェクトから学んだ教訓を紹介している。

 
また、①卓越性とインパクトの優先順位付け、②範囲・管理の定義付け、③コミットメントの達成、④倫理規範の順守、という4つの主要原則の下で、米国による大規模科学プロジェクトの運用・支援を改善するメカニズム10件を提示している。

なお、本報告書は、こちら からダウンロード可能。

 
6月1日

American Academy of Arts & Sciences：
U.S. Senate Unanimously Confirms Dr. Eric Lander to Become Director of the White House Office of Science and Technology Policy