【ニュース・アメリカ】ニューヨーク・カーネギー財団、2018年フェロー31人を発表

 
ニューヨーク・カーネギー財団(Carnegie Corporation of New York)は2018年4月25日、2018年のアンドリュー・カーネギー・フェロー(Andrew Carnegie Fellows)31人を発表した。
 
選出されたフェローは傑出した学者及び著述家で、人文社会科学分野の研究・著述・出版活動支援として、それぞれに最高20万ドルが付与される。フェローの選出は、17人の審査員で構成される審査委員会が、候補者から提出された提案書の質に基づいて決定する。
 
選出されたフェローの提案書のテーマは、政治・経済・技術・人文主義・社会的問題など幅広い内容で、具体的には、「看守・軍事ドローン操縦者などといった労働者の道徳的ジレンマ」「オンラインプライバシーの保護」「気候変動に対する一般市民の態度」などが含まれる。
 
同財団会長のバルタン・グレゴリアン氏(Vartan Gregorian)によると、フェローの選出では、全米の公立・私立大学から新人・ベテラン学者をバランスよく含めるようにしているといい、2018年のフェローでは、公立機関から14人が選出され、全体の3分の2は女性という構成になっている。
 
なお、選出されたフェローのリストは、「2018 Andrew Carnegie Fellows」で閲覧可能。

 

2018年4月25日
 
Carnegie Corporation of New York:Carnegie Corporation of New York Names 31 Winners of Andrew Carnegie Fellowships

 

地域 北米
アメリカ
取組レベル 大学等研究機関レベルでの取組
大学・研究機関の基本的役割 教育
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