教育技術会社のセンゲージ社（Cengage）は2017年12月5日、学生の学費負担を抑えつつ学習アクセスを改善するために、専攻分野70分野の講座675コース以上を対象とした同社の高等教育デジタル教材2万件以上への無制限利用アクセス権を、1学期あたり119.99ドルで提供するサービス「センゲージ・アンリミテッド（Cengage Unlimited）」を発表した。
 
同社CEOのマイケル・ハンセン（Michael Hansen）氏は、「センゲージ・アンリミテッド」に関し、学生が多額の教材費を支払うという従来のアプローチに代わる画期的なソリューションであるとコメントしている。
 
「センゲージ・アンリミテッド」の登録は、2018年8月から開始され、登録手数料を1回支払うと、同社の総合ライブラリに無制限にアクセスできるダッシュボードを利用できる他、デジタル学習プラットフォーム「マインドタップ（MindTap）」と「ウェブアサイン（WebAssign）」の利用も含まれている。
 
また、登録初年度は、登録期間終了後も主要教材への参考文献アクセスを無料で維持することができる。さらにセンゲージ社は、大学キャンパス内外の書店及びオンライン小売業者と提携し、書店において学生が「センゲージ・アンリミテッド」に登録できるようにすることを計画している。
 
なお、「センゲージ・アンリミテッド」の詳細は、「What Could You Save with Cengage Unlimited?」から閲覧可能。
 
2017年12月5日
 
Cengage：Cengage Launches First-of-Its-Kind Subscription to Offer Unlimited, On-Demand and Affordable Access to Digital Course Materials