カリフォルニア大学 は3月16日、世界最大手の科学出版社であるエルゼビア社との間で、学術誌のオープンアクセスに関する契約を締結したこと
を発表した。
本契約締結により、同大学研究者が執筆したより多くの研究論文が、世界中の人々に即座に無料でアクセス可能となる。
同契約は、北米過去最大規模のもので、全米で発表される論文の約10%を占めるカリフォルニア大学所属研究者による論文のうち約17%が、
同社発行の学術誌で拡散されることになる。
カリフォルニア大学は、公費助成を受給する研究結果へのオープンアクセス化を強く推進しており、オープンアクセス化の合意に至らなかった
エルゼビア社の学術誌には、2年間に亘り論文を提供していなかった。
今回締結された契約は4年契約で、同大学所属研究者がエルゼビア社の学術誌で発表する論文は、基本的にオープンアクセス可能となる。
3月16日
University of California: UC secures landmark open access deal with world’s largest scientific publisher
地域 | 北米 |
国 | アメリカ |
取組レベル | 大学等研究機関レベルでの取組 |
大学・研究機関の基本的役割 | 研究 |
その他 | その他 |