マサチューセッツ工科大学(MIT)出版部の MIT プレスは、特定分野の研究論文へのオープンアクセスを可能とする枠組み「ディレクト・トゥー・
オープン(D2O)」を立ち上げたことを発表した。
「D2O」は、専門書・学術書を、個人または図書館が電子書籍単品で購入するという市場ベースの購入モデルから、図書館が支援する協力的なオープンアクセスモデルへと移行させることになる。
2022年から、MIT プレスの学術研究論文及び編集文献は、全て「MIT プレスディレクト」電子書籍プラットフォームにおいて自由に利用可能となる。「D2O」を使用すると、図書館は、個々の文献を購入する代わりに、参加費を支払うことで世界中に文献を提供する機会が得られることになる。また、新たに
発表される研究論文だけでなく、閲覧制限のあった文献のアーカイブへのアクセスも可能になるという。
3月10日
MIT News: The MIT Press launches Direct to Open
地域 | 北米 |
国 | アメリカ |
取組レベル | 大学等研究機関レベルでの取組 |
大学・研究機関の基本的役割 | 研究 |
その他 | その他 |