【ニュース・アメリカ】エネルギー長官、エネルギー省傘下の国立研究所に対し、民間企業・団体との技術商業化契約の締結を許可

 
エネルギー省(Department of Energy)のリック・ペリー(Rick Perry)長官は2017年11月13日、エネルギー省傘下の国立研究所に対し、民間企業・団体との戦略的パートナーシップを促進するために、技術商業化契約(Agreement for Commercializing Technology:ACT)を利用することを許可すると発表した。
 
これは、同省による6年間に亘るACTパイロットプログラムが完了し、好結果が得られたために決定されたものである。ペリー長官は、エネルギー省がより柔軟性ある官民パートナーシップを必要としていることも本決定の一因となったとし、新たな技術移転ツールを許可することにより、パートナーシップの獲得・維持のためのシステムを多様化させ、国立研究所との協力に関心を持つ企業・団体との間にある障壁を排除したいとコメントした。さらにペリー長官は、新たなパイロットプログラム「連邦ACT(FedACT)」を許可したことも発表した。「FedACT」では、ACTの適用を、連邦助成を受給するプロジェクトにおいてエネルギー省付属国立研究所と協力するパートナーにも拡大することになる。
 
2017年11月13日
 
Department of Energy:Secretary of Energy Rick Perry Announces Expanded Partnership Opportunities with the National Laboratories
 

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アメリカ
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