エネルギー省(Department of Energy)のダン・ブルーレット(Dan Brouillette)長官は7月23日、シカゴ大学(University of Chicago、
イリノイ州)で行われた記者会見において、量子インターネット開発詳細計画を発表した。
本計画戦略作成にあたり、エネルギー省傘下の国立研究所、大学、企業が2020年2月にニューヨーク州ニューヨークで会合し、必須となる
研究の提案、工学・設計上の障壁の提示、短期目標の設定などが行われていた。
量子インターネットは、エネルギー省傘下の国立研究所17機関が主体となって構築される予定で、すでに、アルゴンヌ国立研究所(Argonne National
Laboratory、イリノイ州)は、シカゴ大学と共に、長さ52マイルの量子跳躍を2020年2月に成功させている。
このネットワークは、エネルギー省のフェルミ国立加速器研究所(Fermi National Accelerator Laboratory:Fermilab)とも間もなく
接続される予定である。
なお、エネルギー省とシカゴ大学が開催した「未来の立ち上げ:量子インターネット」イベントの映像は、こちらから視聴可能。
7月23日
Department of Energy:
U.S. Department of Energy Unveils Blueprint for the Quantum Internet at ‘Launch to the Future: Quantum Internet’ Event