【ニュース・アメリカ】エネルギー省、原子炉設計と付随技術開発に関する企業主導のプロジェクトを公募

 
エネルギー省(Department of Energy)のリック・ペリー(Rick Perry)長官は2017年12月7日、先進原子力エネルギー技術開発の支援を目的とした助成機会告示(funding opportunity announcement:FOA)を発表した。
 
エネルギー省は、革新的且つ企業主導の原子炉の設計と、米国の原子力発電を進歩させる高い可能性を秘めた付随技術を開発する、コストシェアリングプロジェクトの提案書を募集することになる。また、エネルギー省は、2018年度助成分として3,000万ドル以上を確保する予定で、本FOAは今後5年間有効となり、常時提案書を受け付け、四半期ごとに提案書の審査を行うという。
 
同省は、米国企業に対し、本FOAで発表されたコンペを通して、これらの革新的技術の開発に必要な専門性を共有するために、他の連邦省庁、公立・民間研究所、高等教育機関、他の国内企業などと提携することを奨励している。なお、第1次募集の締め切りは2018年1月31日に設定されており、エネルギー省は、1月9日にウェビナーを開催して詳細を説明する予定である。
 
2017年12月7日
 
Department of Energy:Secretary of Energy Rick Perry Announces $30 Million Investment in Advanced Nuclear Technology
 

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