ドイツ政府は、東アフリカ大学間評議会(Inter-University Council of East Africa)との協力のもとで修士学生を対象とした550万ドルの奨学金制度を策定した。これは、ドイツ政府が医療、経済統合、教育に関する地域組織を支援するために東アフリカ共同体(East African Community)に対して拠出する、3,500万ドルの資金の一部である。
この奨学金は、東アフリカ共同体奨学金プログラム(East African Community Scholarship programme)の一環である。この奨学金はケニア、ウガンダ、タンザニア、ルワンダ、ブルンジ、南スーダンという6つの加盟諸国の学生たちの教育を支援するため、3年間実施される。
同評議会のマイク・クリア(Mike Kuria)事務局長代理は、奨学金の受給者は出身国以外の加盟国を選択し、その国の大学に入学することになると説明した。また同氏によると、このことは地域統合という目標の達成に寄与するのみならず、高等教育の国際化を推進することになるという。
2019年3月1日
University World News:East African regional body in German scholarship deal
【ニュース・アフリカ全般・ドイツ】ドイツ政府、東アフリカ大学間評議会と共同で奨学金制度を策定
地域 | 中東欧・ロシア、中東・アフリカ |
国 | ドイツ、その他の国・地域 |
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国際交流 | 国際化 |
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