米国科学財団(NSF)は10月29日、大規模施設や小規模機器と比較すると資金支援面でギャップがある中規模インフラを支援するために、
プロジェクト3件に総額1億2,500万ドルを助成することを発表した。
助成を受給するプロジェクトは以下の通り。
- 物質の量子物性の分析を可能とするX線光源を装備するコーネル高エネルギーシンクロトロン放射線源(CHESS)の「高磁場ビームイン」。 CHESSは、NSFが助成する 米国高磁場研究所 及び プエルトリコ大学リオピエドラス校と協力。
- フロート(浮き)ロボット500基で構成されるネットワークを海に放出し、深海1マイル以上までの海中において化学・生物学データ
を収集する「グローバル海洋生物地球化学アレイ」。モントレー湾水族館研究所 が主導。 - 再生可能エネルギーと分散型エネルギー資源の配電網への統合を進める「分散型エネルギー資源管理ネットワーク用グリッド接続試験
インフラ」。カリフォルニア大学サンディエゴ校 が拠点。
10月29日
National Science Foundation: NSF enables groundbreaking science with $125 million in mid-scale infrastructure investment
地域 | 北米 |
国 | アメリカ、その他の国・地域 |
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