2019年10月23日、英国大学協会(UUK) は平等と人権委員会(EHRC )による高等教育におけるracial harassment*についての報告書に対して、
大学が防止し対応するため緊急の対策を講じるよう支援し分野横断的な行動をとる旨を発表した。
発表された報告書によると、UUKは以下のことを行う:
- UUKのメンバーである大学は大学職員、学生、地域社会、代表グループとともに協力し行動を起こすことを公に約束するよう
呼びかける。そうすることで人々が問題を簡単に報告できるようになり、報告された問題をよりよく処理し、成功例を大学間で
共有することができる。 - 人種的嫌がらせ防止と対応に関して今月始めにUUKが設立した新しいグループと協力するため、独立した部外の専門助言者の
関与を求める。 - UUKの設立したグループから出された、ガイダンスの精査と課題のための強い仕組みがあることを保証し、大学独自の活動計画
の開発を支援する。 - UUKが学生のメンタルヘルスに取り組むことが、人的嫌がらせの影響を受ける大学職員と学生を支援することと並行している
ことを確実にする。 - より効果的に苦情処理や救済を支援するため、どのように大学がデータ保護法の理解をより深めるかについて情報コミッショナー
に提示する。
<<出典>> racial harassment:人種、民族、国籍に関する、不快かつ不適切で配慮に欠く言動や行動
Universities UK pledges new support for universities to take urgent action on tackling racial harassment
<参考> 報告書 “Tackling racial harassment; Universities challenged” :
Tackling racial harassment: Universities challenged – Foreword