2019年10月22日、英国大学協会(UUK)は、学生に大学の授業料収入や他の収入がどのように使われているかを説明するガイドを発行した。
最近発表された報告書によると、4分の3の学生は、大学はその支出について十分な情報提供をしていないと感じていると答えている。UUKは大学が
現在の収入と支出をもっとはっきりとした方法で表せるよう支援し奨励し、またどれだけ学生の利益になっているかを示すガイドを作成した。
このガイドは、大学が収入と支出の情報をもっと先を見越して発表するように提案している。
その内容は:
- “学生が支払う学費に見合う価値”とは何を包含するのか。
- 収入がどのように利用されているか提示する際に考慮すべき範囲:非教育支出がいかに学生に価値をあることを説明することから、
金融危機と大学が直面する課題の透明性まで。 - 情報を確実に伝えるため学生と交流するというアイディア:例えばキャンパス全体に発信される大学テレビチャンネルなどを使って
の情報共有、教室や実験室、デジタルスクリーン、特にウェブサイト、綱領、入学時に配られるウエルカムパックなど。 - 他の高等教育機関での成功例と、最大の成果を上げるための簡単なチェックリスト。
<出典> Science|Business: UK government sets out plan for DARPA-like funding agency for research
Universities U K: Universities take action to better explain to students how their fee income is spent