中共中央弁公庁、国務院弁公庁はこのほど、『教育現代化の推進加速実施案(2018-2022年)』(以下、『実施案』)を発表した。
『実施案』は、教育現代化を推進する10項目の重点任務を提起している。
- 新時代の立徳樹人(徳を立て人を樹える)プロジェクトの実施
- 基礎教育の強化と向上の推進
- 職業教育の産業・教育の融合の深化
- 高等教育の内実の発展の推進:
- 「双一流(世界一流大学・一流学科)」創設を加速させ、大学創設における創設案の全面的な実施を推進し、中国の特色ある「双一流」創設の総合評価体系の構築を研究する。
- 一流の学部教育を構築し、「6つの卓越人材・1つの傑出人材育成」計画2.0と一流専攻創設の「ダブル1万計画」を高度に実施し、創新創業教育改革燎原計画と大学卒業生就業創業促進計画を実施する。
- 大学院生の教育レベルを引き上げ、産業・教育融合の専攻学位の大学院生育成モデルと、科学教育融合の学術学位の大学院生育成モデルを改善し、不足している高級複合人材の育成を強化する。
- 高等教育の品質基準と観測評価体系を改善する。
- 大学の科学研究と革新サービス能力を引き上げ、高等学校の基礎研究における珠峰(チョモランマ/エベレスト)計画を実施し、最先端科学センターを設立し、大学が重大テクノロジーインフラを建設し、国家実験室建設に積極的に参加するよう支援する。
- 大学の哲学社会科学繁栄計画を引き続き実施する。
- 新時代の教師陣の建設を全面的に強化
- 教育の情報化を大いに推進
- 中西部教育振興発展計画を実施:
- 中西部高等教育の発展レベルを引き上げ、
- 中西部大学基礎能力建設プロジェクト、
- 東部大学による西部大学へのペアリング支援計画
- 教育現代化地域革新試験を推進
- 「一帯一路」共同建設教育活動を推進
- 重点分野の教育総合改革を深化
2019年2月2日
中国教育ネット:中共中央办公厅、国务院办公厅印发《加快推进教育现代化实施方案(2018-2022年)》[来源:新華社]