2017年3月2日、イングランド高等教育財政会議(HEFCE:Higher Education Funding Council for England)は、修士学生のためのローンの導入後、2016~2017学事年度のイングランドの大学院生数が大幅に増加したと発表した。
フルタイムの講義型大学院の学生は90,600人で前年度比22%増、パートタイムの学生は74,900人で9%の増であった。
大学院生の増加は2016年6月に導入された、60歳未満の修士課程学生が最高£1万まで借りられる学生ローンによるものである。学部最終学年を対象にした調査で経済的問題が大学院進学を思いとどまらせる要因であったことが示されていたが、最新のデータでローン導入がこの壁を乗り越えるために役立ったことが示された。
また、大学生数も1%増加の408,000人であった。これは最高記録であり、2011~2012学事年度の授業料値上げ前の入学者数を超えている。
Higher Education Funding Council for England:Postgraduate and undergraduate student numbers at record highs