【ニュース・中国・イギリス】ケンブリッジ大学が中国の高考成績を入学要件として承認、全省トップ0.1%であることも要求

 
中国新聞網は2019年3月24日に、イギリスの世界一流の名門大学であるケンブリッジ大学が、入学要件として、中国の大学入試(高考)の成績を認めると発表した。大学の公式サイトにおいて、中国の高考は、入学要件として認められる試験だと明確に言及している。また、中国の高考の成績を入学要件として認めるものの、さらに受験生の成績が所在省の順位の0.1%に達していることも要求している。 同時に、専門的言語についても高いレベルが要求され、通常IELTSを7.0以上取得していることが求められる。
 
また、中国人学生の各種学力テストにも注目すると指摘している。そのため、中国人学生を対象に、科学オリンピック大会やSAT I/II、アメリカ大学の予備課程試験(Advanced Placement Tests)に参加するよう奨励している。
 
ケンブリッジ大学の公式サイトにおいて、2017年から2018年にかけて、中国人学生420人が学士課程で、754人が修士課程で学んでいることが記載されている 。
 
現在、ケンブリッジ大学のほか、イギリスでは六大学(バーミンガム大学、レスター大学、ケント大学、ダンディー大学、クイーンズ大学ベルファスト校及びカーディフ大学)が中国の大学入試の成績を入学要件として認めている。
 
2019年3月24日
 
人民网:好消息!剑桥大学承认中国高考成绩 要求全省排前0.1%[来源:中国新闻网]

地域 西欧、アジア・オセアニア
イギリス、中国
取組レベル 大学等研究機関レベルでの取組
大学・研究機関の基本的役割 質の保証
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