【ニュース・中国】教育部通知:2021年も引き続き少数民族ハイレベル中核人材計画を実施(1)

 
 教育部ウェブサイトは10月13日、「教育部弁公庁 2021年少数民族ハイレベル中核人材大学院学生募集計画の下達に関する通知」を公布した。
全文は以下のとおり。

 
 各省、自治区、直轄市高等教育機関学生募集委員会、教育庁(教育委員会)、新疆生産建設兵団教育局、関連部門(組織)教育司(局)、
関連する大学院学生募集校 御中

 
 民族地区における貧困脱却の難関攻略の成果を打ち固め、経済・社会の発展需要を加速させるという方針に基づき、2021年も引き続き少数民族
ハイレベル中核人材計画(以下、「中核計画」)を実施し、大学院博士課程で1,000人、大学生修士課程で4,500人の募集を計画する。
ここに募集計画を下達し、関連要求について次のとおり通知する。
 

一.全体要求

 
 習近平新時代の中国の特色ある社会主義思想を指針とし、中央第7回チベット工作座談会および第3回中央新疆工作座談会の趣旨を深く貫き徹底させ、
中華民族共同体意識の堅牢化を主線に、民族地区における貧困脱却の難関攻略の成果を打ち固め、経済・社会の発展および人材ニーズに焦点を当て、
募集する学生の出身地および学科の専門構造を調整、最適化し、人材育成の質と人材ニーズの適合度を高め、民族地区の経済・社会の発展、民族団結
の促進により良い形で奉仕する姿勢を堅持する。
 

  1. 中核計画は国の定向(指定地域)育成特別募集計画(全日制、非全日制を含む)であり、動的に増加数を調整可能な計画として、
    全国の大学院学生募集計画内で単独で下達されるものである。各募集校におかれては、自校の大学院学生募集全体計画内で統一計画を
    立てられたい。未完の中核計画は原則としてこれを流用してはならない。
  2.  

  3. 中核計画募集は全国大学院学生募集の一部分であり、「2021年全国大学生修士課程募集管理規定」および大学院博士課程年度募集関連
    文書を厳格に執行し、「定向募集、定向育成、定向就職」の原則を堅持する。
  4.  

  5. 各募集校は民族地区における貧困脱却の難関攻略の成果の打ち固めと経済・社会発展の実情を結びつけ、募集計画を自校の優位性を
    有する学科専攻、特に理・工・農・医学系専攻に集中的に割り振り、民族地区で急ぎ必要とされつつも不足している応用型人材の育成
    を強化する。

 


2020/10/13
澎湃新闻: 教育部通知:2021年继续实施少数民族高层次骨干人才计划

地域 アジア・オセアニア
中国
取組レベル 政府レベルでの取組
大学・研究機関の基本的役割 教育
人材育成 入試・学生募集