【ニュース・中国】大学院専門職学位課程、2025年までに募集枠を修士全体の3分の2まで拡大へ(3)

 
大学院博士課程募集計画は専門職学位重視へ移行

 
 「計画」では、学位授与に際して自主審査を行う教育機関に対して、修士専門職学位コースを自主設置する権限を与える試行事業を実施し、
定期的に統計を取り、結果を社会に公表する、専門職修士コースの自主設置試験プロジェクトを実施する旨明記されている。

 
 これとともに、専門職修士の学位取得可能教育機関を徐々に拡大し、新設の修士学位取得可能機関では原則として専門職学位課程教育のみを実施し、
新設の修士学位取得可能機関は専門職学位の取得を主とすることが記されている。

 
 「計画」ではまた、博士大学院専門職博士課程の発展を加速させる旨明記されている。専門職博士コース設置の重点は、エンジニア、医師、教師、
弁護士、公衆衛生、公共政策および管理など、知識、技術、能力の水準がいずれも比較的高いことが要求される職業分野とし、また、経済・社会の発展ニーズ
に基づき、1つずつ成熟したら検証するという原則
に則り、他の業界、産業、または専門分野に設置することもできるとされた。

 
 この他、大学院博士課程の募集計画は専門職学位重視に移行し、毎年一定数の専門課程を増設し、その一定割合を専門職博士課程の発展に繫げて
いくことも明記された。

 


2020/09/30
新京报 : 2025年专硕招生规模将扩大至硕士总规模的三分之二

地域 アジア・オセアニア
中国
取組レベル 政府レベルでの取組
大学・研究機関の基本的役割 教育
人材育成 入試・学生募集