ルワンダのエドワード・ンギレンヘ（Edouard Ngirente）首相はルワンダ技術教育・職業訓練校（Rwanda Technical and Vocational Education and Training Institute：RTTI）の設立を宣言した。この訓練校は韓国の国際協力事業団（KOICA）の協力を得て、600万ドルをかけて建設された。同校は、産業技術教育・職業訓練（Technical and Vocational Education and Training：TVET）を受ける学生に教育学的技能とクラス管理の技能を身につけてもらうとともに、彼らを労働市場にマッチした人材に育成することが期待されている。
 
ンギレンヘ首相は、この訓練校の設立を支援して、ルワンダのTVET強化に貢献したことについて、KOICAを称賛した。首相によると、同校の設立は、ルワンダを世界的な競争力のある知識ベースの経済に転換させるという、同国の国家戦略と一致しているとのことである。さらに、同校は一般教育とTVETの中等教育を対象とした新しい能力ベースのカリキュラムを実施していくうえで、重要な役割を果たすことになるとも語った。現在ルワンダでは、TVETの課程を履修する学生の割合を2016年の46.4％から、2024年までに60％まで引き上げることが計画されている。
 
2018年4月27日
 
New Times：New Rwf5bn TVET trainers’ institute opens