【ニュース・ルワンダ】ルワンダで収穫後損失を減らすための技術が新たに導入

 
ルワンダの農業・動物資源省(The Ministry of Agriculture and Animal Resources)は民間企業に対して、穀物の収穫後損失(post-harvest losses)を軽減する取り組みの一環として、穀物貯蔵庫やその関連技術に対して投資するよう呼びかけている。政府によると、政府と民間企業が穀物貯蔵技術に投資すれば、現在16%に達している収穫後損失の割合は、2024年までに5%まで改善できるという。
 
穀物貯蔵技術のひとつとして注目されているのが、パデュー型改良型穀物貯蔵袋(Purdue Improved Crop Storage bags)である。これは、化学保存料を用いることなく穀物や種子を保存することができる、簡単でコストパフォーマンスに優れた製品である。しかしこの袋を生産するためにはコストがかかるため、利用できる農業従事者は多くない。ルワンダ政府は収穫後損失を削減するために、この貯蔵袋を含めた様々な技術の普及に対する協力を関係者に求めている。
 
2019年3月12日
 
The New Times:New technology that could reduce post-harvest losses
 

地域 中東・アフリカ
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取組レベル 政府レベルでの取組
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