【ニュース・フランス】健康産業戦略委員会2021の創設:フランスを健康分野においてヨーロッパで最も優れたイノベーション国へ(1)

 
Olivier Véran連帯・健康大臣、 Frédérique Vidal高等教育・研究・イノベーション大臣、Agnès Pannier-Runacher経済・財務・復興大臣付
産担当大臣は、2月11日、健康産業戦略委員会(C.S.I.S.)2021を創設した。

 
この委員会の目的は、フランスを健康分野においてヨーロッパで最も優れたイノベーション国とし、ヨーロッパで中心的存在とすることである。
伝染病の発生によって我々は、革新的で強力な研究と健康産業をフランスで推進する必要に迫られている。

 
そして、患者をケアするため、迅速にイノベーションを進め、健康分野において、健康商品の生産などの主導を担う。また、伝染病によって、
科学と医療は大きく進歩し、ケア、予防、診断に関するイノベーションの課題が明らかになった。

 
また、健康分野への投資、財政支援、人員を惹きつけるための国際的な競争において、フランスが良い位置を占めることが重要であることも
明らかになった。ここ数十年間フランスの薬学分野は後れを取っているが、共和国大統領は、5年の任期の最初に健康産業を重要分野と定めた。

 
それにより、2017年に政府は野心的な再編によって、フランスを投資、生産、増産、輸出においてヨーロッパの中心的な地位に押し上げる
活動を始めた。

 
この再編の枠組みの中で、健康産業戦略委員会2018において、部門ごとに正確で有効な成果をもたらすことが出来た。そして、健康市場
製品へのアクセスを改良・単純化し、イノベーションの拡散を加速した。新型コロナウイルス感染症の対策によって、この産業の決定的な
役割が明らかになった。

 
健康分野は再開計画の最重要事項に組み込まれ、健康に関する製品の安全性を高め、フランスがこの分野においてトップクラスの技術力を
持てるようイノベーションを推進する。

 
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Ministère de l’Enseignement supérieur:
Lancement du Conseil stratégique des industries de santé 2021 (CSIS) : faire de la France la 1ère nation européenne innovante et souveraine en santé

地域 西欧
フランス
取組レベル 政府レベルでの取組
大学・研究機関の基本的役割 教育、研究
社会との交流、産学官連携 産学官連携