高等教育・研究・イノベーション大臣Frédérique Vidalは、リヨン第三大学ジャン・ムーランにおいて、起業家学生推奨計画を発表した。この計画の目的は、学生に企業経営する精神を抱かせるよう促すこと、革新的で世界的視野をもつ企業の起業を目指す意欲的な学生の育成を強く促進すること、そして経済的に脆弱な地方や公的機関での活動を推進することにある。
2013年以来、イノベーション・移転・起業家精神のための学生クラスター(pôles étudiants pour l’innovation, le transfert et l’entrepreneuriat:PEPITE)、学生起業資格(diplôme étudiant entrepreneur:D2E)、学生起業家国家身分(statut national d’étudiant entrepreneur:S.N.E.E.)の創設と共にその基礎は作られてきた。この政策によって学生の起業を促し、今後、学生の起業家精神の強化を促進し、学生が経営をしやすくする政策を強固にすることができる。この政策を機能させるには、政府がこの政策に力を入れていることを学生が感じることも重要である。12万人の学生がこの政策に関心を持ったとすると、起業のための課程を倍増する必要がある。
本政策の主な計画は次の通り。
- 1)起業のための組織を倍増する。(導入部門から専門課程まで)
- 2)学生起業プロジェクトの運営を推奨し、それが学業の妨げにならないようにする。
- 3)学生起業家の進んだ能力を特に企業に高く評価されるようにする。
- 4)あまり関心のない学生にも起業しやすくさせる。
- 5)革新的で世界的視野のある企業を起業させるために最も意欲的な学生の育成計画を促進する。
- 6)PEPITEを大学での最高水準の革新を生み出す場所に位置付ける。
2019年5月2日
L’esprit d’entreprendre : un plan en faveur de l’entrepreneuriat étudiant