【ニュース・タイ】英国、大学生にいまだ人気

 
ブリティッシュ・カウンシル(英国文化振興会)と在バンコク英国大使館によれば、タイの高等教育機関の学生にとって最も人気のある渡航先は英国
であるという。

 
ブリティッシュ・カウンシルの教育サービス責任者である Uraiwan Samolee 氏は、2018/2019年度に英国に滞在したタイ人大学生は6,880人
であったと述べた。

 
この数字は、同年に英語圏の国で学んだタイ人学生総数15,457人の45%に相当し、2位は米国で5,451人(35%)、3位はオーストラリア2,528人
(16%)、4位はカナダ598人(4%)だったという。

 
その数字から、英国のタイ人学生に人気のある学科のトップ5は、ビジネスマネジメント(60%)、法律(10%)、工学・技術(6%)、社会(5%)、
クリエイティブアート・デザイン(3%)であることがわかった。

 
Uraiwan 氏は最近、タイの学生に英国の教育を紹介する記者会見でこの数字を発表し、「パンデミックにもかかわらず、英国はタイの学生にとって
ナンバーワンの高等教育機関であると確信しています。英国の学術・研究は世界トップクラスです。」と述べた。

 
また、「すべての大学は、留学生を受け入れるために努力しており、学生、スタッフ、地域社会の安全を守るための行動手順を備えています。」
と語り、「今年は、修士課程の学生を対象としたGREAT 奨学金が28件あり、それぞれ最低概算額412,000 バーツ、合計で11,500,000 バーツ
以上が用意されています。」とも述べた。

 
英国のAlexandra McKenzie 副大使は、パンデミックにより世界が直面している試練にもかかわらず、英国は英国の大学に入学する留学生を支持して
いると述べている。

 
「状況をよく見て、必要に応じ、英国で勉学に励むすべての留学生のためになることを講じるつもりです。」と彼女は言う。

 
ブリティッシュ・カウンシル代表、Helga Stellmacher 氏は、「ブリティッシュ・カウンシルは、文化交流と教育の機会を提供する国際組織です。
芸術・文化、教育、英語を通じて、英国とタイの人々の間につながり、理解と信頼を築いています。」と述べた。

 


地域 アジア・オセアニア
タイ
取組レベル 国際機関レベルの取組
大学・研究機関の基本的役割 教育
国際交流 学生交流
レポート 海外センター