【ニュース・タイ】タイ軍事政権の国家平和秩序評議会(NCPO)による教育政策

2014年6月9日に実施されたタイ教育省の幹部会議を経て、Suthasri Wongsamarnタイ教育大臣代理(事務次官)はタイ軍事政権の国家平和秩序評議会(National Council for Peace and Order:NCPO)の教育政策について発表した。NCPOの教育政策は、全ての教育内容の方向性を統一させることを目指している。若者は国を愛し、タイの価値、アイデンティティ、歴史の重要性を完全に理解することが奨励され、国家の持続可能な発展のために、自己修養及び心身の強化に励まなければならない。さらにNCPOの政策はASEAN経済共同体発足に向けて、研究開発にも注力する。
NCPOの教育政策は以下の通り。

(科学技術に関する箇所のみ抜粋)

1.実用的なプロジェクトに対する研究開発に対して十分な予算の配分。イノベーションは、国内の資源を利用して発展することが望ましく、これによって、雇用を創出し、特に、農業分野において生産品の付加価値を高めることが期待される。

2.タイにおける研究、開発生産、及び物流を支援する海外からの投資を促進し、輸出品の競争力を向上させる。

(2014年6月12日 タイ教育省)

地域 アジア・オセアニア
タイ
取組レベル 政府レベルでの取組
行政機関、組織の運営 予算・財政、政策・経営・行動計画・評価