【ニュース・スーダン】スーダンの大学生ら、学内における政治活動の自由を要求

 
全国人民戦線(United Popular Front)などスーダンの学生団体は、それらの団体に自由な政治活動を認めなかったとして、スーダンのオマル・アル=バシール(Omar Al Bashir)大統領を非難した。大統領は、それらの団体が武装勢力に属していると主張している。
 
全国人民戦線は、アブドゥル・ワヒッド・アル・ナー(Abdul Wahid Al-Nour)率いるスーダン人民解放軍(Sudan People’s Liberation Movement)の学生組織である。同団体によると、この団体は平和に活動している学生組織であり、その目的は武器ではなく思考と知識を用いながら、スーダン国内の大学における学生の意識を高めることにあるという。
 
全国人民戦線の広報担当者は、次のように述べた。「私たちの団体はスーダンの大学内に設立された際に、政府に対して設立の許可を求めませんでした。というのも、スーダン政府は法に反しており、全体主義的で、独裁主義的でもあるからです。」さらに、同氏はすべての国民に表現の自由が保証されているはずだと強調した。
 
2018年4月4日
 
DABANGA:Sudan’s students demand free political activity on campus

地域 中東・アフリカ
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