【ニュース・ケニア】教育セクターの援助国、ケニアを評価―国連報告書の指摘

UNESCO(United Nations Educational, Scientific and Cultural Organization:国際連合教育科学文化機関)のグローバル教育モニタリング(Global Education Monitoring:GEM)が発表した報告書によると、ケニアではその他の国々と比べて、援助国が教育セクターへの資金提供を優先している。報告書は、この状況が世界的な傾向に反するものであると指摘している。実際に、過去6年間で教育セクターに配分される援助額は減少している。
報告書によると、アメリカとイギリスが引き続き基礎教育分野における最大の援助国となっている。ただし、2014年から翌年までのあいだに援助額はそれぞれ11%と9%減少している。また、報告書は援助が被援助国側のニーズに沿って配分されていないことも指摘している。

 

2017年6月8日

 

DAILY NATION:Education donors favour Kenya, UN report shows

地域 中東・アフリカ
ケニア
取組レベル 国際機関レベルの取組
その他 その他