【ニュース・タンザニア】イファカラ保健研究所はどのようにしてマラリアを追い払う技術を開発したのか

タンザニアで2017年5月15日~20日に開催された「イノベーション・ウィーク(Innovation Week)」には科学技術分野の関係者が参加し、新たな取り組みを紹介した。科学技術委員会(Commission for Science and Technology:COSTECH)の施設内で開かれたこのイベントでは、若手のイノベーターがワークショップに参加し、様々なセッションで技術と経験を共有し、関係を築いた。このイベントにはタンザニアの国内外から学生や技術系の専門家が参加した。
COSTECHの所長を務めるハッサン・ムシンダ(Hassan Mshinda)博士によると、イノベーション・ウィークの狙いはタンザニアにおける科学技術と革新的な技術利用を拡大するとともに、教育、水道、環境、保健など様々な分野に改善をもたらすことにあるという。このイベントに参加したイファカラ保健研究所(Ifakara Health Institute)は、防蚊加工を施したサンダルを用いて蚊を追い払うという新たな技術を紹介した。

 

2017年6月4日

 

THE CITIZEN:How Ifakara Research Institute pioneers anti-malaria innovation

地域 中東・アフリカ
ケニア、その他の国・地域
取組レベル 大学等研究機関レベルでの取組
大学・研究機関の基本的役割 研究
社会との交流、産学官連携 社会貢献