【ニュース・ケニア】ナイロビ大学人口呼吸器モデル、製造にむけて

 
 ナイロビ大学では、技術者、医学者などの学際的チームが家庭用人工呼吸器を開発しました。これは、大幅なコストカットが見込まれるもの
であり、同大学の副学長であるステファン・キアマ(Stephen Kiama)教授は、開発を先導してきた技術者および医学者チームの勤勉な
努力をたたえました。

 
 マサチューセッツ工科大学の技術と食品医薬品協会の承認されたオープンソースを利用して構築され、ケニア製の人工呼吸器は、ケニア規格局
(Kenya Bureau Of Standards = KEBS)によって速やかに承認され、呼吸困難の患者を救うために利用されるべきです。使用される人工呼吸器は、
デジタル入力とLCDディスプレイを備えており、大人と子供を区別して圧力を変化させる機能を備えています。様々なタイプの電源供給に対応して
います。ソーラーシステムにも対応していることから、電源供給が難しいリモートエリアにおいても使用が可能となっています。

 
2020年5月12日
 


University of Nairobi: UoN Ventilators model – ready for production

地域 中東・アフリカ
ケニア
取組レベル 大学等研究機関レベルでの取組
大学・研究機関の基本的役割 研究