マケレレ大学(Makerere University)の一部の教職員は、同僚の停職処分をめぐる組合と大学経営陣のあいだの話し合いが2週間も停滞していることを受けて、自身の業務を再開することに同意した。彼らは、緊急会議を開催するよう同大学の教員組合(Makerere University Academic Staff Association)の幹部に要請した。彼らはストライキの進展状況について議論したうえ、2週間前の新学期開始以来全く講義がおこなわれていないという停滞状況に終止符をうつことで合意したという。
ジョッキー・ベイカー・ニャカーナ(Jockey Baker Nyakaana)教授によると、先週予定されていた緊急会議は、マケレレ大学教員組合の幹部がストライキをめぐる見解の相違によって内部分裂しているため、2回とも中止になってしまったという。ニャカーナ教授は、2月1日になってようやく開催された会議で、全ての教員の業務再開を決定したと述べた。この決定にしたがわず、講義をおこなわない教員には、説明責任が課されることになる。
同大学のバーナバス・ナワングウェ(Barnabas Nawangwe)副学長は教員たちのストライキは違法であり、業務を再開させるべきだと主張している。
2019年2月3日
Daily Monitor:Makerere staff divided over strike
【ニュース・ウガンダ】マケレレ大学職員、ストライキをめぐって分断
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