【ニュース・ウガンダ】マケレレ大学、政府による奨学金の廃止を要求

 
マケレレ大学(Makerere University)の大学評議会は、学生を対象とした政府の奨学金を廃止し、ローンで代替することを求める決議を可決した。この評議会は同大学の最高意思決定機関であり、チャールズ・ワナ=エチェム(Charles Wana-Etyem)博士が議長を務めている。評議会は、2016年に同大学を視察した委員会の報告書に応じるかたちで、この勧告を行った。視察委員会は、マケレレ大学が財政的な持続可能性を獲得するためには、国際的な評価を得ているモデルに従って資金調達を多様化すべきだと提案していた。
 
奨学金の廃止を求めるという大学側の決定は、大学生資金調達委員会(Higher Education Students Financing Board:HESFB)が議会の教育委員会に提出した勧告に従ったものだった。大学生資金調達委員会は先日、公立大学などに通う優秀な学生を対象とした資金調達の政策を転換することを勧告していた。
 
2018年3月29日
 
The Obserber:Makerere wants govt sponsorship abolished

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