ウガンダでスワヒリ語の採用が遅れている原因として、主要な大学に所属する一部の研究者からは政治的な意志の欠如や、市民の側の態度や認識の問題などを指摘する声が上がっている。
マケレレ大学(Makerere University)で文学を教えているアバス・キインバ(Abas Kiyimba)教授は、ンデジェ大学(Ndejie University)で「東アフリカ共同体の統合にけるスワヒリ語の役割」と題した公開講義を行った。キインバ教授はこの講義のなかで、スワヒリ語の教育は高等学校で義務化されているにもかかわらず、その普及が遅れていると指摘した。また、ンデジェ大学のエリアブ・ルグジオ(Eriab Lugujio)副学長はスワヒリ語の教育を進めるために、すべての教育機関を対象として迅速で考え抜かれた教育プログラムを実施することを求めた。
2018年9月26日
Daily Monitor:Varsity dons want government commitment on popularising Swahili
【ニュース・ウガンダ】ウガンダの大学関係者、政府にスワヒリの普及への関与を求める
地域 | 中東・アフリカ |
国 | ケニア、その他の国・地域 |
取組レベル | 政府レベルでの取組 |
大学・研究機関の基本的役割 | 教育 |
レポート | 海外センター |