【ニュース・イギリス】UCASが申請者の情報保護・管理について情報保護機関(ICO)との合意声明を発表

2015年4月8日、申請時の記入フォームの分かりにくさから申請者を不当に広告にさらしていると批判されていたUCAS(University and College Admission Service)は「申請者の情報保護・管理に対する責任を極めて重く受け止めたい」と述べ、どのような情報を受け取るかに関して申請者に対しより明確な情報提供を行うことでICOと合意した。現在、UCASは(受け取らないことを選択しなかった)申請者に広告メールが届くシステムを提供しているが、今後はこの点を明確化する。また、この措置は申請そのものには全く影響せず、追加情報を受け取らないことを選択した場合も、申請に関して必要な情報は全て受け取れる。
現在、UCASの申請料が、公的助成に頼らず£23と低価格で提供できるのは、広告収入などの影響が大きいとUCASメディアチームは述べている。また、申請者の情報を第三者に許可なく流出させることは絶対にないとの公式声明を出した。

URL1: https://www.ucas.com/corporate/news-and-key-documents/news/ucas-comment-following-publication-undertaking-information
URL2: http://www.theguardian.com/technology/2015/apr/08/uk-university-admissions-service-ucas-media-broke-data-laws-advertising

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