【ニュース・イギリス】2020年は新卒社員向けの雇用が減る見込み(2)

 
ISEは、昨年のこの時期の大学卒の採用希望者数は18%増加と予想されていたのに比較して、雇用者は大学卒の雇用を3%しか引き上げること
を計画していないと述べた。

 
一方で、2008/2009学事年度でみられた大卒雇用市場の25%減少のような厳しい状況でもない。ISEは雇用者が新入社員への投資増を控えている
というサインであるという。

 
ISEの最高責任者である、Stephen Isherwood 氏は「大卒雇用市場における雇用主は、通常この時期は過度に楽観的であるため、我々が現在見ている
数字は特に懸念される。実際の募集の次期になると、雇用主はこれらの予想よりも少ない人数を募集する。

 
ISEは、慈善事業団体と企業における14%の欠員の増加が、大卒雇用市場から見ると唯一の救いであり、そうでなければ今年は市場が縮小
する危険があると述べた。これは政府が警察とNHS に対して支出を増加する計画の一部によるものである。

 
昨年は技術見習生制度や高校卒のためのプログラムなどの欠員数も7%から2%に減っており、当初技術見習生制度の徴税によって急激に欠員数
が増加したが、そのピークに達したのかもしれないと示唆している。

 


Support the Guardian(出典): UK employers will offer fewer entry-level jobs in 2020, figures suggest


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