また調査は、フォーカスグループの他に、90人以上への研究者のインタビューによって行われた。併せて、調査は研究コミュニティ全体の視点と経験
を明らかにしようとした。
対象者は自身の意思で参加しており、学界の代表として参加していない。主要な回答は以下の通り:
- 84%の研究者は研究コミュニティで働くことを誇りと感じているが、研究者としてのキャリアを続けていくことに確信が持てると
答えたのは3人に1人未満であった。 - 61%がいじめや嫌がらせを目撃しており、43%は自身がいずれかを経験していると答えた。しかし、いじめや嫌がらせについて
率直に話すことに抵抗がないと答えているのは37%のみである。 - 約半分以上の回答者が鬱や不安に対処するため専門家の助けを必要としていると答えた。
- フルタイム雇用の研究者の3分の1は、週に50時間以上勤務していると答えた。
- 79%の管理職は人々を管理することに抵抗はないとしながらも、半分以下の管理職しか人を管理する訓練を受けていないと答えている。
- 69%の回答者は、成果をだす厳しさは、自身の職場の重要な研究結果と同等とみなされていることに同意したが、5人に1人の若手研究者と
学生は特定の結果を出すように担当管理者からのプレッシャーを感じたことを明らかにした。
Wellcome の研究文化活動の次の段階は、調査で上がった問題点について、英国中の大学で「タウンホールミーティング」を行うことを含んでいる。
Wellcome Trust(出典): Largest survey into research culture reveals high levels of stress and insecurity
地域 | 西欧 |
国 | イギリス |
取組レベル | 大学等研究機関レベルでの取組 |
行政機関、組織の運営 | 政策・経営・行動計画・評価 |
大学・研究機関の基本的役割 | 研究 |
その他 | その他 |
統計、データ | 統計・データ |