2018年4月30日、イングランドの新しい高等教育規制機関である学生局(OfS:Office for Students)は、その最初の戦略と事業計画を発表した。概要は以下のとおり。
戦略に関しては4つの戦略目標を示している。
すべての背景の出身のすべての学生が:
- 高等教育へのアクセス、達成、及びそれ以上の進展への支援を受けること
- 質の高い学術経験を提供され、就学中に、あるいは教育機関、キャンパス、課程が閉鎖された場合であっても彼らの利益が保護されること
- 就業、さらなる勉学、充実した生活へと進むことが可能となり、時間が経過しても卒業資格の価値が保持されること
- 学費に値するだけの価値を見出すこと
そして、学生局はこれらの目標達成のため、以下のことをするとされている:
- すべての(高等教育)機関が満たさねばならない24の登録条件を通じ、すべての学生に対し一定の質の基準を保証する
- どの課程で学びどのキャリアに従事するかについて、学生の選択への情報提供を支援する
- 高等教育界が学生、雇用者、社会のために効率的に機能することを確実なものとするための行動を適切に取る
事業計画では、2018/2019学事年度に学生局がこれらの目標を達成するために行う仕事が示されている。学生局は、今夏にまた戦略を更新し、その活動の影響が効率的に評価できるよう、主要な活動指標を設定する予定である。
OfS:Office for Students publishes strategy and business plan