2014年9月18日、HEPI(The Higher Education Policy Institute)(※)が「学生定員廃止に関する報告書」を発表した。本報告書は、以下の3点の視点から考察されている。
・政府の学生定員廃止決定の経緯と計画通りに実施されるか
・学生定員廃止により高等教育全体機関関連団体と、個々の大学等へどのようなの影響があるか
・厳しい予算の状況から鑑みて個々の学生に投じられる予算平均額が落ちるのではないか
報告書作成委員長のNick Hillman氏は、政府が学生定員廃止にかかる高等教育への予算を学生ローンから調達することは不可能になったため、厳しい予算になることは必至であり、学生定員廃止、つまり学生数の増加による個々の学生に投じられる予算平均額の減少は避けられないとしている。
※高等教育に特化したシンクタンク(独立機関)
なお、Russell Groupの反応は、以下「URL2」のとおり。
URL1: http://www.hepi.ac.uk/2014/09/18/hepi-publishes-guide-removal-student-number-controls/
URL2: http://www.russellgroup.ac.uk/russell-group-latest-news/155-2014/8580-russell-group-response-to-hepi-report-on-student-number-controls/