【ニュース・イギリス】研究者育成協定は政府の人材・文化戦略の実現のための準備である

 
2022年3月16日、英国大学協会(UUK)英国大学協会(UUK)の署名者と連携し、英国政府の人材・文化戦略の実現に協力し、また平等、多様性及び包括性、スキル開発、若手研究者のネットワーキングを促進することを発表した。

 
協定は2021年に事務局を Vitae から UUK に移動して以来、署名者に対するより良い支援を行い、英国の研究またイノベーションのコミュニティを活気づけるため新しい管理構造を採用している。UUK は全キャリア段階の研究者、産業のトップ、大学上級管理者が参加する機会を作り、研究コミュニティの声が国家レベルに確実に届くように努力している。またこの協定が政策の発展に寄与し、高等教育機関に影響する程度を測定するため、定期的に見直しを行い、更新している。

 
これらの努力が研究者育成協定戦略グループによって発表されたケーススタディにあるよう、実を結びつつある。この報告書は研究者育成協定戦略のウェブサイトで公開されており、協定の署名者が取り入れた活動に焦点を当てている。その中には職員のネットワークの確率、フォーラム、コミュニティの活動によって研究文化がどのように改善されたかなども含まれる。

 
研究者育成協定戦略グループの議長である Julia Buckingham 教授のコメント:

 
政府の人材・文化戦略は英国の研究文化が国の才能を最大限に活かすために改善できる分野を正しく特定する。研究者育成協定はこの戦略を実現するための強力なツールであり、研究機関のトップ達は政府の意向を支援するために必要な変化をすでに起こしていることを示す証拠となる。

 


英国大学協会(UUK): Researcher Development Concordat primed to deliver on government’s people and culture strategy


地域 西欧
イギリス
取組レベル 政府レベルでの取組、大学等研究機関レベルでの取組
国際交流 研究者交流
人材育成 若手研究者育成、研究人材の多様性