2018年1月9日、BBC Newsはメイ政権の内閣改造を報道した。高等教育や科学技術に関連する人事として、教育省（DfE：Department for Education）とビジネス・エネルギー・産業戦略省（BEIS：Department for Business, Energy and Industrial Strategy）の大臣及び関連の担当大臣は以下のとおり。
教育省（DfE）
大臣
• 旧：Justine Greening氏
• 新：Damian Hinds氏
Damian Hinds氏 略歴：
オックスフォード大学で哲学、政治学、経済学を専攻。18年に渡り英国内外のパブ産業、醸造産業およびホテル産業で勤務。2010年5月の総選挙でEast Hampshireから初当選。下院の教育委員会（Education Select Committee）に席を置き、2012年10月まで務めた。社会的流動性審議議員連盟（All-Party Parliamentary Group on Social Mobility）の会長も務めた。その後2014年7月から2015年3月まで与党院内幹事補（Assistant Government Whip）、2015年5月から2016年7月まで財務省秘書官（Exchequer Secretary to the Treasury）。前職は2016年7月から2018年1月まで労働・年金省担当大臣（Minister of State for the Department of Work and Pensions）。
ビジネス、エネルギー、産業戦略省（BEIS）
ビジネス、エネルギー、産業戦略省大臣のGreg Clark氏は続投。
担当大臣（DfEとBEISともに所属している担当大臣）
• 旧：Jo Johnson氏
• 新：Sam Gyimah氏
Sam Gyimah氏 略歴：
オックスフォード大学で哲学、政治学、経済学を専攻。ゴールドマン・サックスに5年間勤務した後、中小企業の訓練、雇用、インターネット部門を育成・開発する会社を起業し、それにより2005年にCBI（Confederation of British Industry、英国産業連盟）の「未来の起業家」に選出された。2010年5月の総選挙でEast Surreyから初当選し、2013年10月から2014年7月まで財務省で財務長官（Government Whip, Lord Commissioner of HM Treasury）、2014年7月から2015年3月まで内閣府で議会政務次官（Parliamentary Secretary）、2015年5月から2016年7月まで教育省で政務次官（Parliamentary Under Secretary）を務める。前職は2016年7月から2018年1月まで法務省で政務次官を務めた。
BBC News：Theresa May hails ‘fresh talent’ after reshuffle
GOV.UK：The Rt Hon Damian Hinds MP
GOV.UK：Sam Gyimah MP
