【ニュース・アメリカ・中国】「ネイチャーインデックス」に基づく2018年研究成果ランキング、第1位は中国科学アカデミーで論文数は前年比7.5%増

 
ネイチャー(Nature)誌は2019年6月19日、研究成果を国・機関別に収集するデータベース「ネイチャーインデックス(Nature Index)」に基づく2018年の研究成果ランキング上位10位を発表した。
 
これによると、2018年の研究論文発表数第1位は中国科学アカデミー(Chinese Academy of Sciences:CAS)で、共著者の割合に応じて国や機関に論文数を割り振る計算方法である「フラクショナルカウント(Fractional Count:FC)」の下でカウントした論文数は1,678.64本(前年比7.5%増)であった。2位以下は、ハーバード大学(Harvard University、マサチューセッツ州、845.54本)、マックスプランク研究所(Max Planck Society、ドイツ、743.33本)、フランス科学研究センター(National Centre for Scientific Research:CNRS、678.94本)、スタンフォード大学(Stanford University、カリフォルニア州、604.05本)が続いている。
 
また、6位以下は、マサチューセッツ工科大学(Massachusetts Institute of Technology:MIT、552.57本)、ドイツ研究センターヘルムホルツ協会(Helmholtz Association of German Research Centres、470.72本)、ケンブリッジ大学(The University of Cambridge、イギリス、431.75本)、東京大学(426.71本)、及び、北京大学(中国、403.74本)が10位までにランクインした。
 
2019年6月19日
 
Nature:The top 10 global institutions for 2018
 

地域 アジア・オセアニア、北米
アメリカ、中国
取組レベル 大学等研究機関レベルでの取組
大学・研究機関の基本的役割 研究
統計、データ 統計・データ
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