米国科学財団(NSF)は9月9日、科学技術センター6ヶ所の新設を発表した。NSF 科学技術センターは、新たな科学分野の開拓と、科学及び社会に幅広く影響を及ぼす可能性のある変革的技術の開発に重点を置くものである。また、世界競争力を持つ STEM インフラの開発と、画期的な科学情報を一般に広報するアウトリーチ活動の実施を通じて、新興 STEM 分野に光を当てる役割も果たす。新設された6つの科学技術センターは以下の通り。
- ウッズホール海洋学研究所(WHOI、マサチューセッツ州)、バージニア大学、コロンビア大学(ニューヨーク州)等の研究機関・大学の研究者が主導する「NSF 微生物の惑星における化学流通センター」
- ワシントン大学、ペンシルバニア大学、リーハイ大学(ペンシルバニア州)等の大学の研究者が主導する「NSF 最新光電子工学物質オンデマンド統合センター」
- コロンビア大学、ニューヨーク大学、カリフォルニア大学アーバイン校等の大学の研究者が主導する「NSF 人工知能と物理学による地球学習センター」
- オレゴン州立大学、米国気象学会、ダートマス大学(ニューハンプシャー州)等の大学・研究機関の研究者が主導する「NSF 最古の氷探索センター」
- ノースカロライナ州立大学、アリゾナ州立大学、RTI インターナショナル(ノースカロライナ州)R等の大学・研究機関の研究者が主導する「NSF リン持続可能性科学技術センター」
- コーネル大学(ニューヨーク州)、イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校、ボイス・トンプソン研究所(ニューヨーク州)等の大学・研究機関の研究者が主導する「NSF プログラム可能植物システム研究センター」
2021年9月9日
National Science Foundation: New science and technology centers to address vexing societal problems
地域 | 北米 |
国 | アメリカ |
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