【ニュース・アメリカ】NSF、「スマート・接続コミュニティ」プログラムの下でプロジェクト38件に総額約1,950万ドルを助成

 
米国科学財団(National Science Foundation:NSF)は2017年10月12日、米国の都市及びコミュニティが、より即応型で適用可能な技術及びサービスを配備するための基礎研究支援を目的とし、NSFの「スマート・接続コミュニティ(Smart & Connected Communities:S&CC)」プログラムの下での第1次助成として、米国研究機関34組織の研究者が関与するプロジェクト38件に総額約1,950万ドルを支給することを発表した。
 
「S&CC」プログラムは、経済機会・経済成長、安全・安全保障、健康・健全性、及び、全般的な生活の質を向上させるために、情報・通信技術と人間の統合を目指すもので、広範な専攻分野の研究者が、地元の都市・コミュニティにおける多様なステークホルダーと緊密に協力する機会を提供することになる。
 
今回の助成受給プロジェクトは、公安、水システム、公衆衛生、エネルギー、輸送、インフラ、製造、食品システム、及び、地方・都市計画などを含む、幅広いテーマでの研究に取り組むことになる。
 
具体的には、パデュー大学(Purdue University、インディアナ州)が主導する「スマート且つ接続され、エネルギーを意識した住宅コミュニティを可能とする社会技術システム」や、ミシガン大学アナーバー校(University of Michigan, Ann Arbor)が主導する「スマート雨水システムの広範な導入のための社会・技術的障壁の克服」などを含むプロジェクトが含まれる。
 
なお、「S&CC」助成受給プロジェクトのリストは、「NSFのリサーチページ」から閲覧可能。
 
2017年10月12日
 
National Science Foundation:NSF announces $19.5M in awards to support fundamental research to advance the nation’s local cities and communities
 

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