【ニュース・アメリカ】ACE、日米の高等教育の繋がりをオンライン国際学習協力を通して拡大する「日米COILイニシアティブ」を立ち上げ

 
米国教育審議会(American Council on Education:ACE)は8月30日、米国と日本の高等教育の繋がりをオンライン国際学習協力(collaborative online international learning:COIL)を通して拡大することを目的とした「日米オンライン国際学習教育イニシアティブ(U.S.-Japan COIL Initiative)」に参加する米国大学6校を発表した。

 

選出されたのは、ニューヨーク市立大学スタテン・アイランド校(City University of New York College of Staten Island)、デポール大学(DePaul University、イリノイ州)、ジェームズ・マディソン大学(James Madison University、バージニア州)、アラバマ大学(University of Alabama、アラバマ州)、シンクレア・コミュニティ大学(Sinclair Community College、オハイオ州)、ウィスコンシン大学ラクロス校(University of Wisconsin-La Crosse、ウィスコンシン州)の6大学で、2019年に提供されるCOIL課程の開発・実施・評価において、日本の大学6校と提携する。

 

選出された日米の大学に所属する教員は、協力して共同シラバスを作成し、両国の学生が、共有学習目的を達成するために、協力して課題を完成させることになる。同イニシアティブは、在日米国大使館から助成を受給し、文部科学省との協力の下で進められている。「COIL」は、オンライン・コミュニケーションを利用した共有指導・学習のために、日米両国の教員と学生を繋ぐ手段で、ACEは、COIL課程開発ワークショップを10月24日~26日にワシントンDCにおいて開催予定である。また、COILを開発し、10年以上に亘って普及活動を行っているニューヨーク州立大学(The State University of New York:SUNY)のCOILセンター(COIL Center)が、ACEのパートナーとなり、大学チームの専門性開発支援を提供することになる。

 

2018年8月30日

 

American Council on Education:ACE Selects Six U.S. Institutions to Partner with Japan

地域 北米
アメリカ
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