USニュース・アンド・ワールドレポート（U.S. News & World Report）は10月30日、2019年世界大学ランキング（2019 Best Global Universities ranking）を発表した。今回で5年目となる本ランキングは、75カ国に所在する大学1,250校を検証し、世界中の研究大学に関する最も総合的な評価となっている。
 
総合ランキング第1位はハーバード大学（Harvard University、マサチューセッツ州）で、以下、マサチューセッツ工科大学（Massachusetts Institute of Technology：MIT）、スタンフォード大学（Stanford University、カリフォルニア州）、カリフォルニア大学バークレー校（University of California–Berkeley）、オックスフォード大学（University of Oxford、英国）が続き、総合ランキング上位10位は、米国大学8校、英国大学2校であった。
 
ランキングに含まれる1,250校を国別でみると、最多は227校がランクインした米国で、以下、中国130校、英国78校、日本67校、ドイツ62校が続いた。同ランキングには、国別、地域別、専攻分野別も含まれ、工学専攻上位10位の3大学及びコンピュータ科学専攻上位10位の4大学は、中国に所在する大学で、いずれの専攻分野も第1位は清華大学（中国）となった。なお、日本の大学では、最上位が東京大学の62位で、以下、京都大学の119位、大阪大学の215位、東北大学の227位、名古屋大学の272位が続いた。
 
なお、総合ランキングは以下のサイトより閲覧可能。
2019 Best Global Universities ranking
 
2018年10月30日
 
U.S. News & World Report：U.S. News Unveils 2019 Best Global Universities Rankings