【ニュース・アメリカ】営利大学、在籍者数の減少に伴い大学数も減少

教育省(Department of Education)の米国教育統計センター(National Center for Education Statistics:NCES)は2015年7月23日、高等教育機関の学費や在籍者数などに関する報告書「2014-15学年度の高等教育機関学費、2013-14年度に付与された学位とその他の賞、及び、2013-14学年度の12カ月間の在籍者数(Postsecondary Institutions and Cost of Attendance in 2014-15; Degrees and Other Awards Conferred, 2013-14; and 12-Month Enrollment, 2013-14)」(URL1)の初期データを発表した。これによると、2014-15学年度に連邦学資援助プログラムに参加した営利大学は3,436校で、2012-13学年度の3,527校と比較すると2.6%減であることが明らかにされた。これは、営利4年制大学が790校から738校に、営利2年制大学が1,042校から965校にそれぞれ減少したことが主因で、2年未満の課程を提供する営利大学は、同期間に1,695校から1,733校に増加している。また、大学在籍者数は、2011-12学年度と2013-2014学年度を比較すると、全体で4.2%減であるが、これは、営利4年制大学が16.2%減、同2年制大学が22.8%減となっていることと、2年未満の課程を提供する大学が全般的に12.6~23.1%減となっていることが主因とみられる。

URL1: http://nces.ed.gov/pubs2015/2015097.pdf
URL2: https://www.insidehighered.com/news/2015/07/24/number-profit-colleges-declines-enrollments-wither

地域 北米
アメリカ
取組レベル 政府レベルでの取組
統計、データ 統計・データ