【ニュース・アメリカ】ザ・クロニクル・オブ・ハイヤー・エデュケーション、年次調査報告書「2018年働きやすい大学」を発表

高等教育情報を提供するザ・クロニクル・オブ・ハイヤー・エデュケーション(The Chronicle of Higher Education)は、年次調査報告書「2018年働きやすい大学(Great Colleges to Work For 2018)」の結果を発表した。

 

本報告書は、モダンシンク社(ModernThink LLC)が編集したもので、大学253校に勤務する大学教職員5万3,000人超から得られた回答に基づき、働きやすい大学84校を挙げている。調査対象となった大学の内訳は、私立4年制大学95校、公立4年制大学70校、2年制大学88校であった。

 

同調査では、働きやすさを判定する基準として「協力的管理」「給与・福利厚生」「上級リーダーの自信」「施設・職場・安全保障」「職務の満足度」「専門性・キャリア開発プログラム」「尊重・評価」「上司との関係」「指導環境(教員のみ)」「テニュア制度の明確性・プロセス(4年制大学教員のみ)」「ワーク・ライフバランス」などのカテゴリーが挙げられている。また、同調査が行われた際に、学長からは、自身の大学が働きやすい大学である理由も提出された。

 

働きやすい大学として挙げられた大学には、ベイラー大学(Baylor University、テキサス州)、イリノイ州立大学(Illinois State University)、ノースフロリダ・コミュニティカレッジ(North Florida Community College)、ノートルダム大学(University of Notre Dame、インディアナ州)などが含まれる。

 

2018年7月15日

 

The Chronicle of Higher Education:Great Colleges to Work For 2018

地域 北米
アメリカ
取組レベル 大学等研究機関レベルでの取組
人材育成 教員の養成・確保、職員の養成・確保
統計、データ 統計・データ