エネルギー省傘下のSLAC国立加速器研究所は、エネルギー省科学局の新たなユーザー施設として「先進加速器実験試験施設-II(FACET-II)」を
立ち上げた。
FACET-IIは、2011年~2016年に運用されたユーザー施設「FACET」の成功を基盤とする新施設で、2年間をかけて最新式高輝度電子源と新たな電子
バンチ圧縮システムの整備が行われた。
また、ビームの特性を分析するために、制御システム及び装着済みツールの改良も行われた。これによりFACET-IIは、FACETよりもさらに質の高い
高エネルギー電子ビームを創出することが可能となる。
FACET-IIが運用されるのは年間約6カ月間で、約25件の実験にビームを提供し、大学・企業・他の国立研究所からの研究者約250人が同施設で研究に
取り組むことになる。
10月12日
SLAC National Accelerator Laboratory: SLAC starts up new facility to revolutionize particle accelerators
地域 | アジア・オセアニア、北米 |
国 | アメリカ、中国 |
取組レベル | 政府レベルでの取組 |
大学・研究機関の基本的役割 | 研究 |
研究支援 | 研究助成・ファンディング |