【ニュース・アメリカ】大学リーダー、新型コロナウイルス感染症パンデミックを経験して危機管理計画再考の必要性を主張

 
メリーランド大学カレッジパーク校 コミュニケーション学教授のブルック・フィッシャー・リウ 氏らは、公衆衛生上の危機である新型コロナウイルス
感染症パンデミックの中で、全米の大学学長及び大学上級管理職が、学生、保護者、教職員、大学近隣在住者との間でどのようにコミュニケーションをとっていたかを検証した。

 
大学学長・総長を含む大学リーダー37人から聞き取り調査を行った初期結果によると、これら大学リーダーは、危機管理計画の再考の必要性を主張し、
精神衛生とコミュニティの健康を重視しながら、大学内部教職員との協力拡大と学生とのコミュニケーション強化の両方が必要とした。

 
 
また、大学は感染症流行拡大に対する危機管理計画を保有しているものの、大学リーダーの間では、今回のパンデミックのような状況に対応する準備はできて
いなかった
ことが明らかになった。

 
 
さらに、医学・公衆衛生分野の教員との協力に加え、例えば社会・行動科学などといった異なる分野の専門性を取り入れることも有効と提案している。
 
11月6日


Inside Higher ED: Communicating Through a Crisis


 

地域 アジア・オセアニア、北米
アメリカ、中国
取組レベル 大学等研究機関レベルでの取組
行政機関、組織の運営 政策・経営・行動計画・評価
大学・研究機関の基本的役割 教育