【ニュース・中国】中国科学院大学、2014年中国全土で本科生300名を初めて募集へ

中国科学院大学は2014年2月28日に本科生(日本の学部生)募集に関する記者会見を行い、今年10省・市で本科生300名を募集すると発表した。数学・応用数学、物理学、化学、バイオ科学、コンピューター科学・テクノロジー、材料科学と工学の専攻分野で募集する。うち、北京市、江蘇省、陝西省、四川省では「総合評価」の選抜方式によって繰上げ採用(提前録取)で100人(各省・市で約25人)を採用する。浙江省、山東省、遼寧省、河南省、湖南省、雲南省では「全国大学統一入試」によって200人(各省約30人)を採用する。

「総合評価」とは、受験生の自己推薦、高等学校長の実名推薦という2種の方式を通じ、受験生の入試成績(加点を含む)(70%を占める)、中国科学院大学の面接試験の結果 (20%を占める)、高等学校学業レベル試験の成績(10%を占める)の組合せ方式に基づき、総合評価の成績を算出し、成績の良い順に採用するということだ。

中国科学院大学は北京に4つのキャンパスを有し、本科生教育は玉泉路キャンパスで行われるという。

(2014年3月1日 Science Times/中国科学報)

地域 アジア・オセアニア
中国
取組レベル 大学等研究機関レベルでの取組
大学・研究機関の基本的役割 教育
人材育成 入試・学生募集