【ニュース・中国】教育部の袁貴仁部長、全国統一大学入試で受験科目が減少へ、文系・理系に分けない

教育部の袁貴仁部長は2014年3月9日、大学入試改革で全国統一大学入試の受験科目を減少し、文系・理系を分けず、試験内容を全ての受験生にとって同様なものとし、外国語は依然として大学入試の統一の受験科目ではあるが、試験方式には変化がある見通しだと表明した。

試験・学生募集制度改革の内容は主に3項目があり、うち義務教育課程の入学試験免除、職業教育専修学校による学生募集・試験の独立実施などの改革措置がすでに打ち出されている。

大学入試の改革案は主に次の3項目。

1.「試験」について
第一に全国統一大学入試の受験科目を減らす。第二に文系、理系に分けない。第三に、外国語試験は年間数回実施する。

2.「募集」について
主に全国統一大学入試の成績を基礎とし、そのうえで3年間の学業レベル試験の成績に基づいて総合的に考慮する。また総合的な素質評価については必須とする。

3.「管理」について
試験問題の漏洩やカンニング事件は禁じる。学生募集での粉飾・欺まん行為、私情にとらわれた不正行為は許さない。

(2014年3月10日 中国新聞網)

地域 アジア・オセアニア
中国
取組レベル 政府レベルでの取組
大学・研究機関の基本的役割 教育
人材育成 入試・学生募集