【ニュース・フランス】パリ同時テロに関するナジャット・ヴァロー=ベルカセム大臣の声明

パリ、セーヌ・サン・ドニで起きた同時テロについて、ナジャット・ヴァロー=ベルカセム国民教育・高等教育・研究大臣は、犠牲者の家族とその友人および負傷者に哀悼とお見舞いの言葉を述べた。

国民教育省はつぎのような指示を出した。

・パリ、クレテイユ、ベルサイユ大学区にある小学校、コレージュ、高校、大学、教育機関は、週末は閉鎖し、月曜日に再開する
・イル・ド・フランスにある小学校、コレージュ、高校、高等教育機関には、PTSD(Post Traumatic Stress Disorder :心的外傷後ストレス障害)対策室を設け、心的外傷を受けた生徒や家族および教育関係者の対応に当たるとともに、それ以外の地域でも、学校、あるいは教育機関の長の求めに応じて同様に対応する
・首都圏での学習旅行は、2015年11月16日(月)から2015年11月22日(日)までの間は中止とする。また、すでに移動中の生徒については、安全確認を行い、当初予定された計画で帰宅する
・同期間の映画、博物館見学などの移動教室については、同様に中止とする。定期的に行う食堂や体育館への移動については、公共交通機関を使う移動を除いて、これまで通り行う
・学校、教育機関、大学、およびレクトラ(大学区本部)においては半旗を掲げる

 

各学校、教育機関、大学においては1分間の黙祷が求められるが、その実施に当たっては、生徒の年齢に応じた対応を各機関の長に委ねる。生徒たちへの十分な対応ができるよう、今週予定されていた教育関係者の集会、研修は中止とする。国民教育・高等教育・研究大臣は関係各位に弔意を表し、犠牲となった生徒の親には親書を送る。

大学区本部にあっては、それぞれの地域に応じた追加情報をインターネットサイトに掲載する。

2015年11月14日

 

Attentats de Paris: Communiqué de Najat Vallaud-Belkacem
Attentats de Paris : les informations à connaître, mises à jour en permanence

Saint-Denis : fermeture des établissements scolaires et universitaires à l’intérieur du périmètre de sécurité jusquà nouvel ordre

 

地域 西欧
フランス
取組レベル 政府レベルでの取組
その他 その他